ジョゼと虎と魚たち」観ました。世に多く存在する身障者と健常者の恋愛模様を描いた作品の中で、一番真実めいたストーリー展開ができてたように思います。
もうね、池脇の吐くコテコテの大阪弁がめちゃめちゃ可愛い。「帰れって言われて帰るようなやつは帰れ」「この世で一番エッチなことしてもええよ」うおおおおおおおお!千鶴うおおおおおおおお!!(ろうそく片手に)
池脇がノーカットで泣き崩れるシーンとか、クライマックスで妻夫木が泣くとこを車道挟んだ向かい側から撮影してるシーンとかで、この監督センスえーなーと思いました。でも主役のキャラ立ちがなんか中途半端で気になりました。変にキレーなんよね。
あと、キャスティングが最強。「ピンポン」のアクマ役大倉こーじや、板尾(おるだけで笑える)、「GO」「青い春」の新井浩文など、どこかで見たような人が山ほど出てきます。特に新井浩文は「青い春」の青木ちゃん役が最強だったので今回も楽しめました。この人はホンマにすごい。おかけで主役の妻夫木が池脇や新井に完全に食われてます。ちなみにこーゆー大阪系の映画には、大阪弁が物凄いヘタクソな人が必ず出てくるんですが、この映画も決して例外にあらず。もっと勉強しなさい。監督もOKを出すな!
ゆったりとした展開の中に、綺麗なシーンや切ない演技が随所に挿入されており、色んな意味での「邦画っぽさ」につつまれてます。そいで最後にはすんごいやるせない気持ちになります。いい映画です。
ちなみにこの映画は漏れなく池脇千鶴たんの生乳が見れます。妻夫木の野郎はこの映画で三人のきれーなおねーちゃんとハアハアゆうてまぐわってます。チキショー!(鏡を叩き割りながら)